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あらすじ--- |
若くして音楽プロダクションを立ち上げ業績を伸ばしてきた粟津帝斗と一之宮紫月は、親友であり
恋人でもあった。
穏やかで幸せな関係を続ける彼らであったが、紫月は帝斗に言えない苦い過去を抱えていた。
その呵責の念からか不安定な精神状態が続く中、紫月は自分たちのプロダクションに所属する
バンド青年の柊倫周に手を出してしまう。
だがそんなことも大いなる愛情で包もうとする帝斗は、自分も倫周を抱き、3人で蜜月のときを
楽しむよう取り持った。帝斗の愛情に甘んじる以外手立てのない紫月はズルズルと重い気持ちの
ままにときを過ごすが、そんな折、紫月の前に突然双子の兄だという男が現れて…
帝斗に告げられずにきた過去、双子の兄との苦い思い出が幕を開ける。 |
登場人物紹介--- |
一之宮紅月
一之宮紫月
粟津帝斗
柊倫周
氷川白夜 |
一之宮財閥の御曹司で現在の社長。紫月という双子の弟がいる。
音楽プロダクション専務。社長で親友の粟津帝斗と相思相愛。
音楽プロダクション社長。一之宮紫月の恋人。
帝斗と紫月のプロダクションに所属。2人の夜のお相手もしている。
一之宮紅月の専属秘書兼、護衛役。 |
本編 80話完結済--- |
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プロローグ1 プロローグ2 プロローグ3 |
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 |
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 |
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 |
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 |
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 |
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 |
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 |
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番外編--- |
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背徳の贈り物 |
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クリスマスの晩、秘書の白夜が紅月の為に用意したとびきりのプレゼントは信じられないような
恥辱の仕置きだった。
・陵辱/拘束
・氷川白夜(秘書)X一之宮紅月(財閥若社長) |
仇になった贈り物 |
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秘書の白夜からクリスマスやバレンタインにプレゼントと称して陵辱的な快楽を与えられた紅月は、
その仕返しを思いつく。日頃の感謝を込めてホワイトデーの贈り物を持って来たという紅月に白夜は
感激するが…
・仕返し/悪戯心/しっぺ返し
・一之宮紅月(財閥若社長)X氷川白夜(秘書)リバーシブル |
真夜中の激情 |
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音楽プロダクション経営者の紫月と帝斗は、或る晩の接待の席で取引先の男に色気混じりの
ちょっかいを出されて疲労困ぱい、ようやく解放された帰りの道で、紫月は機嫌が悪くなる。
取引先に気遣いながら懸命に色目をかわす帝斗を見る内に、嫉妬心が燃え上がってしまうが…
・嫉妬/燃える想い
・一之宮紫月(プロダクション専務)X粟津帝斗(プロダクション社長) |
酔いの過ち |
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新人ロックバンドでドラマーの倫周は忘れ物を取りに来た夜の事務所で、専務の一之宮紫月と
出くわす。接待の飲み会でだいぶん酔っている様子の紫月を心配した倫周だが、逆に部屋へと
招かれて有頂天になる。
楽しい会話に感激する倫周だったが、夜も更けそろそろ帰ろうとした時にいきなり抱きすくめられて
驚くが…
・一之宮紫月(プロダクション専務)X柊 倫周(所属ロックバンド青年) |
CRIMSONオマケ画像 白夜x紅月 |
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財閥若社長の紅月と秘書の白夜のおバカな日常会話編。
・イメージイラスト:綸朱 |
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10話毎あらすじ--- |
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Vol.1〜10 |
親友同士でプロダクションを経営する帝斗と紫月は恋人同士。表向きは穏やかな日々を
過ごしていたが、紫月は何故か不安定な精神状態にあった。それらを紛らわす為に、
お抱えロックバンドの青年、倫周を交えて淫らな遊びに投じるという奇妙な関係を続けていた。
そんな或る日、倫周の元に紫月と瓜二つの顔をした男が現れる。 |
Vol.11〜20 |
紫月の双子だという紅月の存在に帝斗は驚くが、彼らの間に淫らな過去があることを知って
しまい驚愕する。
だがそのお陰で紫月の不安定な精神状態の原因を理解した帝斗は、例えどんなことがあっても
紫月を想う気持ちは変わらないと断言する。
そんな大いなる愛情に癒されながらも紫月は双子の紅月との過去の過ちが忘れられずに
苦しむ日々を送るが… |
Vol.21〜30 |
何とかして紫月を取り戻したいと願う紅月は帝斗を脅し、倫周を犯すという大胆な行動に出た。
思惑通りに紫月は抗議にやって来るが、紅月の仕掛けた誘惑の罠に抗えず、2人は再び若き日の
過ちを繰り返してしまう。
その意思はどうあれ身体は自分を求めているという紫月の欲望を確認した紅月は、しばしの間
満足に浸るが、紫月と帝斗が幸せそうにしている様子を見てしまい落胆する。
狂気に陥った紅月は秘書の白夜を連れてニューヨークへと向かう。そこはかつて紫月と
初めてキスをした思い出の地だった。 |
Vol.31〜40 |
寂しさを紛らわす為に秘書の白夜を連れて来た紅月であったが、紅月に密かな想いを寄せていた
白夜の感情を煽ってしまうという結果を引き起こす。
その上、紫月との近親相姦を知った白夜は逆上し、紅月を強姦してしまう。
白夜は毎日のように紅月を陵辱し、紫月を忘れさせようと憤る。ボロボロに犯された身体を
引きずって紅月が訪れたのは他でもない紫月の元であった。 |
Vol.41〜50 |
紅月の酷い有様を目の当たりにした帝斗は紫月と別れる決心をし、紅月の元へ帰ってやれと言う。
迷いを抱えながらも目の前の腑抜けになった紅月を無視出来ない紫月は、言われるままに帝斗と
離れる決意をする。そうして念願だった紫月の愛を取り戻した紅月は少しの間幸せの中にあったが、
しばらくの後悲劇が彼を襲うことになる。紫月に抱かれていても快楽を得られなくなってしまったのだ。 |
Vol.51〜60 |
不感症になってしまったのではないかと思い悩む紅月は、或る日その原因が白夜にあることに気づき
驚愕する。
散々に辱められた身体が白夜の愛撫を求めてやまないという理不尽な現実に気づいたのだ。
その日以来白夜を連想するだけで快感が高まることを知った紅月は絶望的になる。 |
Vol.61〜70 |
突然に秘書を辞め自分の下を去ってしまった白夜に対する思いが恋だと気づいてしまった紅月は、
気持ちを抑えることが出来ずに彼の胸へと飛び込んでいく。白夜は驚きながらも素直に喜び紅月の
気持ちを受け入れる。
だがそれを知った紫月は紅月の勝手な振る舞いに怒りがこみ上げて、2人の仲を裂こうと企てる。
帝斗の元には戻れない、紅月は身勝手過ぎる、そんな思いが爆発し紅月に誘淫剤を盛って
白夜の目の前で濃厚なセックスを見せ付けるという仕打ちを思いつくが… |
Vol.71〜80 |
思惑通りの罠を成功させた紫月であったが、そんな仕打ちにも揺るがない白夜の想いの深さに
落胆する。
消沈し、放心状態のまま紅月と初めて過ちを犯した高校の体育館裏にやって来た紫月は
思いがけずにそこで涙している紅月と出会う。互いに同じような気持ちで過去を振り切ろうと
しているのをありありと感じた2人は、素直になって現実と向き合おうとする。
結果、紅月と白夜を祝福できる気持ちになった紫月は、今度は自分の気持ちと向き合う為に
プロダクションへと帰って行った。
今更帝斗とのヨリを戻す気は無かったが、出張で留守にしている帝斗が自分宛てに残した
メッセージを見て心を逸らせる。紫月は帝斗と向き合うことが出来るのか…?
最終章です。 |
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