こちらは主人公たちが通称【蒼の国】の住人になる以前のお話です。
バンドデビューした頃から【蒼の国】の住人になり、三国志の時代へ行って戻ってくるまでの経緯です。
ストーリー概要------
音楽プロダクション【T-Sプロ】のロックバンド【Fairy】でドラムスを担当する柊倫周は、幼馴染みの
鐘崎遼二と共に生まれ育った香港を後にして2年前に祖国日本へやって来た。
その後高校へ転入し、二人で始めたバンド活動中にスカウトされる。
そうして知り合った【T-Sプロ】の若手社長、粟津帝斗に魅かれていくが、帝斗の恋人だった
一之宮紫月に帝斗と仲良く出掛けたりしていることを嫉妬され、その腹いせに無理矢理身体を
奪われてしまう。
紫月は毎日のように倫周を犯し続け、だがそうされるうちに倫周は次第に紫月のもたらす快楽の
虜となってしまう。一方、倫周のせいで帝斗との仲を裂かれたと思い込んだ紫月は倫周を地獄に
突き落とすことだけを考えていた。
紫月は表面上は毎日やさしく倫周を抱いてやりながら密かに復讐の機会を待っていた。
そうして紫月の策略に嵌った倫周は身も心も引き裂かれながら堕落の一途を辿っていくが、
そんな様子を見かねた幼馴染みの遼二によって全てを受け止められる。
ようやく落ち着きを取り戻したかに思われたが、そんな折、帝斗・紫月はじめ仲間と共に乗った
飛行機が不運の事故に遭ってしまう。辿り着いたところは天国ではなく不老不死の国だった。
【蒼の国】と呼ばれる不老不死の国で新たな生活が始まるが、それと同時に紫月と倫周の
愛憎も再開してしまう。紫月は帝斗を忘れられず再び倫周を追い詰めていくが… |