不埒なテント小屋-愛惜の巻オマケば〜じょん-
「もう二度と、、、、好き勝手はさせねえぜ!」

「紫・・・・・・紫月・・・・・・・・」

「まったく、、、、ふざけやがって、、、、、お前がいない間俺らがどんなに大変だったかなんて露知らず

ってな顔しやがってよ?その間他の男といちゃついてただってー?

あーんな外車なんかで帰って来やがって!相当いい生活してたみてえだな?」

「だ、だって・・・・・・俺だってホントは嫌だったんだよ・・・・・だけど・・・・・」

「へっ、、、調子いいこと言ってんじゃねえー。とにかくお前にはしっかりお仕置きしてやるからな?

覚悟しとけよ倫!」

「紫っ・・・・・紫月っ・・・・・・ねえっ・・・・・どこ行くの!?」

ぎゅっと乱暴に腕を捕って早足で歩き出した紫月に、引き摺られるようにされながら倫周は言った。

「どこ行くかだって、とぼけたこと言ってんじゃねえよ。そんなの決まってるだろ?

お前にはきっちりカタつけてもらうからな!」

「カ、カタって・・・・・・・何を・・・・・・・

ね、ねえ・・・・帝斗にも会って謝らなきゃ・・・・・それに・・・剛や京にも・・・・」

「うるせーバカ。ンなもんは後でいーんだよっ!」

紫月は自室に辿り着くとすぐさま倫周をベッドに連れて行き、放るように突き飛ばすと羽織っていた

シャツを脱ぎ捨て、側にあった椅子に放り投げた。

「紫月・・・・・・・」

「さあ倫、、、、たっぷりお仕置きしてやるからな〜?」

そう言うと細い肩を押し倒すように覆い被さって、真上から倫周を舐めるように見まわした。

見慣れた褐色の瞳が冷ややかに見下ろしてくる・・・・・・

表情は無く、何を考えているかも読み取れずに倫周はビクリと肩を竦めて。










「なあ倫さあー、、、、お前遼二にヤラせたんだってな?」

「えっ・・・・・・!?」

「まったくこの尻軽がっ!

で? どんなふうにやらせたわけ?言ってみろよ倫、、、、」

「どっ、どんなって・・・・・・そんな何も・・・・・・俺は別に・・・・・・・」

もぞもぞと頬を染め、困ったような顔をして瞳をそらせてしまった様子に、紫月は一旦立ち上がると

自身のズボンをも脱ぎ捨てた。

そして逸るように下着をも取り去ると性器を倫周の頬になすりつけるように差し出して。

「ほら、舐めろよ。」

「やっ・・・・・紫月っ・・・・・ちょっと待って・・・・・そんな・・・」

「何が待ってだバーカ。待ってやるわけねえだろーが?

お前好きなんだろ?だったら早くしろよ。グダグダ言ってんじゃねえー。」

冷たくそう言ってぐいと顎を掴み上げるとグリグリとそれを押し込むように銜えさせて、、、、、

「んっ・・・・・・ううっ・・・・・」

いきなりの行為に苦しそうにもがいている倫周の栗色の髪をも掴み上げると更に冷たい言葉を浴びせかけた。

「お前さあ?遼二にもこんなことしてやったんだー?

で、どうだったのよ?あいつは俺より立派だったってか?

あいつの舐めててお前もカンジちゃったんだ?

え? どうなんだよー倫!」

ガシガシと髪を引っ張りながら懸命に奉仕している細い身体をを引き剥がすと、今度は乱暴に

ベッドへと突き飛ばす。

「やっ・・・・・・紫月!?」

「はは、、、、それともお前も遼二に舐めてもらったとか?

ほらー、ココをさ?お前の可愛いさくらんぼちゃんをー。」

「ああっ・・・・・嫌っ・・・・・紫月っ・・・・・・やめてっ・・・・・・・・」

ビリリと音をたてて、紫月は倫周の服を乱暴に引き裂いた。

「やぁーっ・・・・・・!嫌っ・・・・・嫌っ・・・・紫月っ・・・・許してっ・・・・・・お願いっ・・・・・」



あああああーっ・・・・・・・・・



「ぎゃあぎゃあうるせーんだよ。少しおとなしくしろよバカっ!

お楽しみはこれからなんだからよ?

許してなんてもらえるわけねーだろーが。勝手に男つくって逃げといて、俺らが育ててやったって

恩を仇で返しやがって、この淫乱がっ!

二度とそんなこと考えられねえようにたっぷり教え込んでやるからなー、、、、

この、、、、いやらしい身体にー、、、、、

しっかり刻み込んでやるよ!」

「やだやだー・・・・・やめてよっ・・・・・・・

俺は逃げてなんかないっ・・・・・・あれは遼二がー・・・・・」

「付いて行ったのはお前だろ?その気になりゃすぐにも帰って来れただろうが?

なのに一ヶ月もふらふら遼二の側に居たってんだから聞いて呆れるぜ。

よっぽどあいつがヨかったとしか思えねえよなあー?

そうだろ倫?あいつに抱かれて、、、、よろんでケツ振ってたんだろーがっ!」

「やっ・・・・違うっ・・・・・・そんなことしてないー・・・・っ」

「嘘つけっこの淫乱小僧っ、、、、お前は俺のもんなんだからな?

それを裏切って他の男に触らせたってだけでも気にいらねえってのに、、、、、

抱かれてきただと?ふざけやがって、、、、、」

「ああ・・・・・・っ・・・・・・・んっ・・・・いやぁー・・・・・・」

紫月は後ろから倫周を抱き竦めると引き裂いた衣服の下からこぼれた胸元の花びらを指で転がした。

クリクリと弄るように撫でまわされて、、、、、

「あっ・・・・・・あんっ・・・・・・紫月っ・・・・・紫月ー・・・・・・・・・」

「はっ、ヘンタイ!たったコレだけでもうそれかよ?

ココもこんなにおっ勃てて、、、、、

しかももう濡れてやがるぜ、、、、、、信じらんねーよなー倫?」

「ああ・・・・・・・んっ・・・・・・・だって・・・・・だってー・・・・・・・・」

「だってじゃねー、、、、このヘンタイ野郎がっ!

今日は、、、、、気が狂うまで犯ってやるからよ、、、、、

この淫らな身体を掻き雑ぜて、、、、雑ぜつくしてやるからっ、、、、、、

覚悟しやがれっ!」

既に全身に噴出した汗で身体中を滑らせながら紫月は硬く怒った自身の分身を倫周の内部へと

突き立てた。やわらかな繁みをこじ開けて逸ったモノを押し込んで、、、、、

「あ・・・はっ・・・・・・・・紫月っ・・・・紫月っ・・・・・・」

仰け反り、手を伸ばし、求める・・・・・・

嬌声を通り越して叫びにも似た呻き声がアパート中に木魂して。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







ああ・・・・・・・

どんなことをされてもいいっ・・・・・・・

酷い抱かれ方でも・・・・・いいっ・・・・・・

俺は・・・・・この時を待っていたのだから・・・・・・

紫月に抱かれるこのときだけを・・・・・・

望んで、

待って、

気が狂う程・・・・・・

だからいいんだ・・・・・・

このまま身体が引き裂かれてしまっても・・・・・

紫月の腕の中ならそれが本望なのだからっ・・・・

それよりもこれが夢でないことを祈るよ・・・・・

目覚めたら・・・・・又見知らぬベッドの上にいるなんてまっぴらだ・・・・・

もう二度と・・・・離れたくはない・・・・・

どんなことをされてもいい・・・・紫月にだったら・・・・・

だってあなたが俺のたったひとりの愛するひとなのだからっ・・・・・・





「紫月・・・・・紫月・・・・・・・・・っ・・・・好き・・・・・・・・好・・・・・・・・きぃ・・・・・・!」





飛び散る汗と涙と、乱暴に掻き回されて滲み出たほんのすこしの紅い痕、

けれども倫周はそんな痛みをも伴う激情の中で、この上ない至福に満たされた表情をしていた。

紫月も又、、、、、





「お前は俺のもんだぜ倫っ、、、、、もう二度と、、、、、

何処かへ行ったりしたら、、、、そのときは絶対に許さねえ、、、、、っ

今度そんなことしたら、、、、俺はお前を殺してやるからなー、、、、、

今度裏切ったら、、、、本当に、、、、殺しちまってもいいくらいっ、、、、お前を、、、、」





愛してるんだ−−−−−−−−








                                            〜FIN〜